スイス山里COSMOSNOMADO

アルプスの山を眺め空を見上げながら心に映る風景を綴ります

スイス関連のこと

チーズフォンデュ

今週のお題「紅白鍋合戦2023」 スイスの鍋物と言ったら、それは何を置いてもチーズフォンデュだろう。寒い冬の日に、みんなで熱々のフォンデュ鍋を囲んで食べるのは楽しい。作り方もシンプルだし、お客さんを招く敷居も低くていいものだ。和食でお客さんをす…

航空券を調べていて思い出したことあれこれ

来春の日本行き航空券をいろいろ調べている。去年の春に比べてかなり値上がりしている感じ。ANAが気に入ったので、今回もANAにしたい。去年の春は、ルフトハンザのストライキで、帰便の急な変更を迫られて大変だった。ルフトハンザとの共同運行便だったから…

チューリッヒ散策

今週のお題「好きな街」 今、一番好きな街は?と聞かれたら、たぶんチューリッヒと答えるだろう。旅行で素敵な街を訪ねると、いつも「ああ、また来たいなあ」と思う。でも、たいていは二度と訪れることはない。だが、チューリッヒは違う。数十年来よく知って…

こんな時期だから、独裁になりえないスイスの政治制度を讃えたい

地元の新聞に、元連邦大臣二人の対談の記事があって、面白く読んだ。一人は、社会民主党のMicheline Calmy-Rey氏、もう一人は、国民党のChristoph Blocher氏だ。 この二人は、連邦内閣で大臣として重なる時期があったが、一方は左派、他方は右派と、政治的立…

静粛車両

今週のお題「復活してほしいもの」 すでにひとつ書いたのだが、復活してほしいものがもうひとつあった。 いつ頃までだったか、スイス連邦鉄道の長距離列車にRuhewagenというものがあった。日本語にすれば「静粛車両」とでも言えばいいだろうか。たとえば、8…

街角カフェでコロナのことを考える

目医者の予約があったので、久しぶりにチューリッヒの街に出た。最近はコロナのせいもあって、特に用事がなければ遠出もしなくなった。そんなわけで、久々の外出である。ということで、予定の時間より早く街に行ってみる。ちょっとカフェに入ってゆっくりし…

おせち料理から、いろいろ考えてみたこと

独立した子供が、お正月料理をこちらの友達に一度紹介してみたいと言う。我が家でもお雑煮は毎年作っているが、その他は食材も限られているし、いわゆる伝統的なおせち料理ではなくて自己流アレンジ。でも、この機会に少しは本格的なものに近いのを作ってみ…

クリスマスマーケットのホットワインやスイスの鍋料理の話など

今週のお題「あったか~い」 毎年この時期になると、街はイルミネーションに彩られ、クリスマスマーケットが始まる。去年は、コロナのせいでクリスマスマーケットは中止になったが、今年はまた通常通りに行われるようだ。数日前に、チューリッヒ中央駅を通っ…

海外の寿司話

今週のお題「寿司」 こちらでも、和食がブームになって久しい。チューリッヒのような大きな街には、日本食レストランがかなりある。この、「かなり」というのは、昔に比べての私の感覚。パリやロンドン、デュッセルドルフと比べてはいけない。 1980年代…

雨の日の過ごし方

今週のお題「雨の日の過ごし方」 今年の5月はやけに雨が降る。気温も上がらず肌寒い日が続いている。去年の5月とは大違いだ。去年はお天気が良かったような気がする。コロナの第一波の時だったから、それは助かった。お天気が悪いと気持ちも沈みがちになる…

スイスのチョコレート

今週のお題「チョコレート」 チョコレートと言えば、何といってもスイス。「スイスチョコレートの美味しさは、他の追随を許さない、山でいえば世界最高峰エベレストのようなもの」とは、もちろん、私に言わせればという個人的見解ではあるけれど。スイスだか…

「大人になったなと感じる時」スイスの若者編

今週のお題「大人になったなと感じる時」 ああ、日本はちょうど成人式の季節なのですね。私自身は大人になって幾星霜、「大人になったな」という感慨も遠い昔になりました。そこで今回は、スイスの若者たちがどんな風に社会の中で大人になっていくのか、親の…

印象に残ったインタビュー

スイステレビに、Sternstunde (星の時間)という日曜の番組がある。毎週午前10時から午後1時まで、宗教・哲学・芸術と1時間ずつ3部構成で放送する。2020年最後の「哲学の時間」は、連邦内務大臣アラン・ベルセ氏のインタビューだった。連邦内務省保…

年の瀬に思うこと

あと二週間もするとクリスマスがやって来る。いつもなら街はクリスマスマーケットで賑わう季節。チューリッヒ中央駅の広場やオペラ座の前、旧市街の石畳の通りはクリスマスに向けてたくさんの出店で大賑わいの頃だ。ホットワインを飲んだりラクレットをつま…