スイス山里COSMOSNOMADO

アルプスの山を眺め空を見上げながら心に映る風景を綴ります

映画「サタデーナイトフィーバー」

なんと、封切りから45年経ってから「サタデーナイトフィーバー」を観た。もちろん、この映画が大ヒットしたことは知っているし、日本のディスコブームの火付け役となったことも知っている。だが、観よう観ようと思いながらも、その機会を逃していた。そし…

映画「ビッグ・ウェンズデー」

#夏に見たい映画・ドラマ・アニメ・バラエティ 夏に見たい映画と聞いて、まず真っ先に思い浮かんだのが、「ビッグ・ウェンズデー」である。1978年のアメリカ映画で、サーファーたちの物語だ。カルフォルニアの海辺の町に住むサーファーの若者3人が主人…

雪の山越えと夏の荒れ地越え

今週のお題「人生最大のピンチ」 ピンチと言ってもいろいろある。精神的なものだったり、生活上のことだったり。長く生きていれば、誰しも振り返って精神的な面で行き詰まった時もあるだろうし、家族の問題でキツかったこともあるだろう。 そういう時もあっ…

SFとファンタジー

今週のお題「SFといえば」 SFとかファンタジーとか、けっこう好きだ。 SFは、サイエンスフィクションの略だから、一応は科学的裏付けのあるフィクションと言える。昔は、カタカナ英語ではなくて、日本語で空想科学小説と呼ばれていたように思う。わからない…

いいこと探し

今週のお題「最近あった3つのいいこと」 コロナ、戦争、災害、エネルギー問題、インフレなどなど、毎日のニュースは「いいこと」の真逆ばかり。でも、そんな中、少しでも意識して身の回りの「いいこと」を探してみるのは精神衛生上いいことかもしれない。 そ…

電気炊飯器

今週のお題「マイベスト家電」 長年愛用していた電気炊飯器が壊れてしまった。30数年前帰省した時に、日本からエッコラサと担いできたものだ。それ以来ずっとよく働いてくれていた。それが、ある日突然スイッチが入らなくなってしまった。こんなに唐突に寿…

選挙について考えてみる

日本では、今週の日曜日はとても大事な日である。参議院選挙の投開票日だ。日本のこれからの命運を決する日と言ってもいいだろう。今回の選挙の後は、3年間国政選挙は行われないという。衆議院選挙は4年ごと、参議院選挙は3年ごとだから、確かにそうだ。…

喚く人たち

英国王室を描いた「ザ•クラウン」が大評判の頃、Netflixの視聴を始めた。お友だちに「愛の不時着」を勧められたというのもある。彼女たちは、スイス国内の撮影場所巡りをしたくらいなので、熱く語ってくれたのだ。そのあと「ダウントン•アビー」が面白くてハ…

トリノ小旅行

コロナが始まってから初めて外国へ行ってきた。と言っても、スイスからは比較的近い街トリノである。日本から外国と言えばすべて海外になるが、こちらは陸続きでずらっと4カ国に囲まれている。チューリッヒからトリノまでの距離は、直線にして260キロあ…

エリザベス女王即位70年祭典に思うこと

エリザベス女王が即位して70年、英国ではここ数日に渡って盛大な祝賀の催しが続いている。その様子は、こちらのテレビや新聞でも伝えられた。また、ユーテューブにもたくさんの映像がアップされている。イギリスのことなのに、多くの人が関心を持っている…

和顔愛語

最近のことだが、ある人と人間関係や今の社会について話していて、ふと「和顔愛語」という言葉が頭に浮かんだ。これは、仏教で使われる言葉である。 もうずいぶん前のことになるが、ある日本人のお友達が言っていた。彼女の娘さんが「ママ、どうして人と会っ…

チューリッヒ散策

今週のお題「好きな街」 今、一番好きな街は?と聞かれたら、たぶんチューリッヒと答えるだろう。旅行で素敵な街を訪ねると、いつも「ああ、また来たいなあ」と思う。でも、たいていは二度と訪れることはない。だが、チューリッヒは違う。数十年来よく知って…

新聞を読む習慣

毎朝、地元の新聞に目を通すのを日課にしている。丁寧に読むと時間が掛かるので、興味を惹かれた記事は取っておいて後で読む。ただ、油断しているとすぐに溜まってしまう。 夫は新聞を毎日丁寧に読む人である。私は冗談で「あなたにとって新聞読むのは楽しみ…

こんな時期だから、独裁になりえないスイスの政治制度を讃えたい

地元の新聞に、元連邦大臣二人の対談の記事があって、面白く読んだ。一人は、社会民主党のMicheline Calmy-Rey氏、もう一人は、国民党のChristoph Blocher氏だ。 この二人は、連邦内閣で大臣として重なる時期があったが、一方は左派、他方は右派と、政治的立…

「もののけ姫」

チューリッヒ市立映画館を会場に「もののけ姫」の上映会があった。言わずと知れた宮崎駿監督のアニメーションである。1997年に作られた映画だから、今から25年前の作品になる。当時、少しのタイムラグはあったが、スイスでも公開された。その後ビデオ…

今あらためてしみじみ眺める地球の写真

今週のお題「デスクまわり」 テーマを受けて、自分の机の上や周りを見回してみた。まず、机の上を見てみる。目立つのは並ぶ辞書類。外国に暮らして、言葉に関わる仕事や活動をしている身には必須だ。独和辞典、和独辞典、英和辞典、和英辞典。それから、国語…

独裁者を生まないために

身辺が落ち着かなくて、ここしばらくブログから遠ざかっていた。コロナはまだ収束していない。しかし、オミクロンなどは感染力が強くても、軽症で済む人が多いらしく、人々は次第にこの状況に慣れつつある。ところが、今度は新たに、世界を揺るがす衝撃的な…

静粛車両

今週のお題「復活してほしいもの」 すでにひとつ書いたのだが、復活してほしいものがもうひとつあった。 いつ頃までだったか、スイス連邦鉄道の長距離列車にRuhewagenというものがあった。日本語にすれば「静粛車両」とでも言えばいいだろうか。たとえば、8…

人の温もりあるサービスが懐かしい

今週のお題「復活してほしいもの」 問い合わせしたいことがあって、あるところに電話した。呼び出し音のあと繋がる。話そうと思ったら、機械に吹き込んだ声が聞こえた。その声がいろいろ指示してくる。次のご用件のお客様は1番のボタンを、何々をお問い合わ…

街角カフェでコロナのことを考える

目医者の予約があったので、久しぶりにチューリッヒの街に出た。最近はコロナのせいもあって、特に用事がなければ遠出もしなくなった。そんなわけで、久々の外出である。ということで、予定の時間より早く街に行ってみる。ちょっとカフェに入ってゆっくりし…

ドラマ「新聞記者」を見て思ったこと

今週のお題「現時点での今年の漢字」 1月も終わりに近い。冬至からひと月以上経って、徐々に日が長くなっていくのが嬉しい。これからまたひと月もすれば、だんだんと春の足音が聞こえてくる。そう思っただけで、ふっと沈丁花の花の香をかいだような気がした…

私の手帳 − 予定と記録

今週のお題「手帳」 毎年、年末になると翌年の手帳を探しに街に出る。愛用の手帳が見つからない時は、何軒かの文房具屋さん巡りになる。だが、その店にないだけでなく、製造元が規格そのものを変えてしまっていることもある。そんな時はがっかりだ。長年使っ…

お正月も過ぎて思うこと

2022年も通常モードに入った。日本からの年賀状なども配達が落ち着いたころだ。最近は、コロナのせいか少し遅れ気味の感もある。 新聞に目を通しても、コロナ感染についての記事が多い。オミクロン株は感染力が強いというので、警戒されている。だが、重…

新年のご挨拶

新年おめでとうございます。 ブログを始めて、およそ一年になります。折々の随想を載せるエッセイブログとして、1週間から10日に一度の更新を目安に続けてきました。以前「2021私のオンライン元年」に書いたように、コンピューター到来の前に社会に出…

おせち料理から、いろいろ考えてみたこと

独立した子供が、お正月料理をこちらの友達に一度紹介してみたいと言う。我が家でもお雑煮は毎年作っているが、その他は食材も限られているし、いわゆる伝統的なおせち料理ではなくて自己流アレンジ。でも、この機会に少しは本格的なものに近いのを作ってみ…

時間は逆戻りするのか

今週のお題「忘れたいこと」 最近、「時間は逆戻りするのか」(高水裕一)という刺激的な題名の本を読んだ。ブルーバックスなので、科学的アプローチの本である。今週のお題を見て、まずはこの本のことが頭に浮かんだのだ。「ホーキング最後の弟子」が究極の…

音楽好き仲間のコンサート

今週のお題「最近あったちょっといいこと」 このところ所用があって、ブログも少し間が空いてしまった。はてなブログの今週のお題を見ると「最近あったちょっといいこと」となっている。さて、何かいいことあったかな、とちょっと振り返ってみた。はてさて、…

クリスマスマーケットのホットワインやスイスの鍋料理の話など

今週のお題「あったか~い」 毎年この時期になると、街はイルミネーションに彩られ、クリスマスマーケットが始まる。去年は、コロナのせいでクリスマスマーケットは中止になったが、今年はまた通常通りに行われるようだ。数日前に、チューリッヒ中央駅を通っ…

霧の日に映画「ワンダフルライフ」を思い出す

私が住んでいる地方は、11月は霧が多い。霧に覆われた景色を見ているうちに、ある映画の場面が蘇ってきた。 古い病院の玄関のような入り口に、霧の向こうから、一人、また一人と現れて、受付を通って中に入っていく。ここは、死者たちが亡くなった後、上に…

追悼、瀬戸内寂聴さん

作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなった。99歳でいらしたというから、1922年生まれ、大正・昭和・平成・令和の4代を生き抜いた方である。心からご冥福をお祈りしたい。 物心ついた頃から知っていた方が亡くなっていくのは、寂しいかぎりである。もち…