今週のお題「これを練習しています」 Beyond 今、ギターの練習をしている。今度が三度目の挑戦である。昔々の学生時代、ちょっとデュオで歌っていた時に、ギター弾きの男の子に少し教えてもらったことがある。基本コードやアルペジオも覚えて少し爪弾いてい…
不毛の星から見える青い星 日本の参院選の結果は、こちらのメディアでも報道された。これからの日本の動向を示す選挙、私も選挙が始まってからYouTubeなどで様子を気にしていた。 今回の驚きは、差別的な考えを大っぴらに掲げた政党が躍進したこと。「日本人…
今週のお題「上半期ふりかえり2025」 flow 時は流れる。あっという間に7月。もう2025年も半分過ぎたとは。信じられない。ついこの間、年が明けたばかりなのに。この調子では、もうすぐクリスマスが来てしまう! 上半期を振り返って特筆すべきは、個人的…
思い出の彼方 今週のお題「制服」 制服は便利である。毎朝、何を着ていくか考える必要がない。中学高校と、学校に制服を着ていくのは当たり前だった。私が通っていた高校は、男子は黒の詰襟の学生服、女子はセーラー服かブレザーのどちらかで選べた。制服を…
チューリッヒ湖 先日の記事の続きである。第2日目は、チューリッヒ郊外を案内する予定だった。チューリッヒの船着場ビュルクリプラッツから、湖の南端の小さな町ラッペルスヴィルまで遊覧船で行って、少し町を観光。そこから今度は電車で、壮麗な大修道院が…
先週の末、高校の同級生が四人チューリッヒにやってきた。なかでも、仲良しの子は初めての海外旅行。前から、私が住んでいる国を見てみたいと言ってくれていたのだが、やっとようやく都合がついて来てくれたのだ。あとの三人は、何回かヨーロッパ旅行の経験…
今週のお題「日焼け対策」 女性の日焼け対策には日傘、日本にいた時には普通のことだった。ところが、スイスではこれが一般的ではない。日傘を差して歩いていると、時々「雨降ってないよ」というように見る人もいたものだ。だが、つい最近まで珍しかった日傘…
先日のこと、竹内まりやの「駅」について、歌好きの仲間とあれやこれやの論評になった。2年の月日というけれど、ちょっと短すぎるんじゃないの?何事にも3年が一区切りじゃない?いやあ、メロディーのここの音符に載せるには3年じゃ合わないから、語呂が…
Neue Züricher Zeitung 紙(NZZ)の日曜版に興味深い記事があった。一つは、マスク氏について、もう一つはノーベル平和賞を受賞したジャーナリスト、マリア レッサ氏について。読んでいろいろと考えさせられる情報だった。 言論の自由を巡る解釈において、この…
今週のお題「ケチらないと決めているもの」 いいな、素敵だなと思ったら褒める。簡単なようで案外むずかしいのかもしれない。一対一でもグループでも、会話をしていて、ああこの人は相手の話を聞いていないな、今自分のことを考えているなと感じることはけっ…
今、チューリッヒのXENIXという映画館で是枝裕和特集をやっている。是枝監督の作品はスイスで人気があって、新作は必ず封切られるし時々特集も組まれる。15年ほど前だったか、プロモーションで来瑞の際に、活動に携わっている文化交流団体で監督を囲む会を…
最近、ネットフリックスの「山猫」を観た。観始めて辞められなくなったら困るので、初めはちょっと躊躇していた。ネットフリックスを契約しているけれど、あまり観る時間がない。で、高くなったことだし、解約も考えているところだ。さすがネットフリックス…
今週のお題「ラーメン」 ラーメンが好きである。なかでも一番好きなのは札幌味噌ラーメン。濃いめの味噌味スープにちょっと太めのちぢれ麺、その上にもやしとコーンとネギがたくさん載っていれば満足である。チャーシューとゆで卵は定番だけれど、それはそん…
今週のお題「行きたい場所」 行きたい場所はいろいろある。ヨーロッパでは、スペインと北欧。アンダルシアには行ったことがない。昔から言葉の響きに惹かれていたのに。それから北フランスも行ってみたい。パリは好きで何回か行ったことがあるし、南フランス…
今週のお題「思い出の先生」 今までの人生で様々な先生に出会ってきた。だが、思い出の先生を一人挙げるとすれば、ここスイスで出会ったドイツ語の先生、フラウ・シャイビッツである。このフラウ (Frau) は元々女性を意味し、女性の苗字に付ける敬称で、男性…
今週のお題「ドラマ」 向田邦子脚本の「阿修羅のごとく」というドラマがある。1979年から80年にかけてNHKで放映された。その後、2003年に森田芳光監督で映画化されている。NHKのドラマを観たかどうかは定かではないのだが、映画の方は観ている。と…
その昔「悲しくてやりきれない」という歌があった。たしか、フォーク・クルセダーズというグループが歌っていたフォークソングだったと思う。今朝はなぜかその歌の題名と曲が心に浮かんでならなかった。本当は、今日はお題の「本屋について」について書こう…
一週間ほど前の新聞だったか、南仏にあるルルドの泉の記事が出ていた。この泉は治癒力を持つとしてあまりにも有名で、毎年何百万という人が病気快癒を願って訪れる。1858年、マリア様が洞窟で、羊飼いの少女の前に繰り返し現れたのが事の始まりという。 …
霧の中の小道 できるだけ毎日、新聞を読むようにしている。私が住んでいる地域のローカル紙だが、新聞を開いて外国欄を見ると、毎日のようにアメリカの記事が目に入ってくる。ドナルド・トランプという人物の言動が、案の定世界を動揺させているようだ。たぶ…
今週のお題「10年前の自分」 チューリッヒ大聖堂 ちょうど10年前の今頃は、前年にスイスの7都市で展開された日本映画祭の最後のビックイベントの準備に追われていた。日本から俳優の役所広司さんを招いてのフィルム & トークである。 もう11年前のこと…
今週のお題「睡眠」 朝日の当たるスイスアルプスの山 最近、枕元にアロマオイルを垂らした小さな石を置いている。オレンジの香りが心地よい。この香りに辿り着くまでにいくつか試してみた。ラベンダー、眠りに誘うというハーブのミックスなど。ラベンダーは…
今週のお題「勉強していること、したいこと」 ベルン歴史博物館 学校時代、国語や社会が好きで成績も良かったが、理数系は苦手だった。でも、それは何ともったいないことだったか。今、もう一度中学・高校生に戻れたなら、今度は力を入れて数学と理科の勉強…
今週のお題「大人だから」 最近は、年は取っていても大人じゃない人も多い。じゃ、大人ってなに?そう、それを考えてみよう。「大人だから。。。できる」こともあれば、「大人だから。。。しなければならない」こともある。「子供だから。。。してもいい」こ…
今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」 今年も終わろうとしている。個人的には、長年温めていた大きなイベントが実現して、充実した年となった。 けれども、世界を見ると、戦争や災害が相次ぐ心の痛む年だった。ウクライナや中東の戦争の…
今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」 今年読んだ本は多々あるわけだが、最近読んだので記憶に新しく、且つ面白かった本を2冊選んでみた。 ひとつは、ユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」である。この本は、コロナ前の2016年に書か…
最近の作家の小説はあまり読まないが、平野啓一郎の作品は別だ。彼の視点が気に入っている。ドイツ語でも「ある男」が翻訳された。「本心」が翻訳されるかどうか待っているところだ。たしか「本心」は、彼の一番新しい長編小説だったと思う。短編集は、その…
今週のお題「手土産」 お土産屋さんのクリスマスウインドウ 数十年前の夏のこと。何人かの日本人のお友達と一緒に、里帰りに持っていくお土産の話で盛り上がっていた。ヨーロッパは、今に比べればまだ遠くて「舶来品」などという言葉もうっすら残っていた頃…
今週のお題「絵本」 息子が小さかった頃、毎晩2冊ずつ絵本を読み聞かせるのが習慣だった。一番初めに読んだのは、「ノンタン」シリーズだったと思う。日本の知り合いの奥様が、息子が生まれたお祝いに松田道雄の「育児百科」という厚い本を送ってくださった…
アクリル画©cosmosnomado 11月6日は、暗いニュースで始まった。知り合いたちも同じ気持ちでこの結果を受け止めたようだ。これからの世界の行く末を思うと、どうしても沈んだ気分というか暗澹たる気持ちになってしまう。 前にも書いたように、アメリカの大…
日本では衆院選が終わって、政界の再編成があるらしい。在外選挙権を取ってから、毎回ベルンの大使館に出かけて投票していたが、今回は急なことで行く時間が作れなかった。それで、郵便投票を試みたが、あまりにも時間が短くて投票用紙が届いたのは、すでに…