スイス山里COSMOSNOMADO

アルプスの山を眺め空を見上げながら心に映る風景を綴ります

音楽好き仲間のコンサート

今週のお題「最近あったちょっといいこと」 このところ所用があって、ブログも少し間が空いてしまった。はてなブログの今週のお題を見ると「最近あったちょっといいこと」となっている。さて、何かいいことあったかな、とちょっと振り返ってみた。はてさて、…

クリスマスマーケットのホットワインやスイスの鍋料理の話など

今週のお題「あったか~い」 毎年この時期になると、街はイルミネーションに彩られ、クリスマスマーケットが始まる。去年は、コロナのせいでクリスマスマーケットは中止になったが、今年はまた通常通りに行われるようだ。数日前に、チューリッヒ中央駅を通っ…

霧の日に映画「ワンダフルライフ」を思い出す

私が住んでいる地方は、11月は霧が多い。霧に覆われた景色を見ているうちに、ある映画の場面が蘇ってきた。 古い病院の玄関のような入り口に、霧の向こうから、一人、また一人と現れて、受付を通って中に入っていく。ここは、死者たちが亡くなった後、上に…

追悼、瀬戸内寂聴さん

作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなった。99歳でいらしたというから、1922年生まれ、大正・昭和・平成・令和の4代を生き抜いた方である。心からご冥福をお祈りしたい。 物心ついた頃から知っていた方が亡くなっていくのは、寂しいかぎりである。もち…

あれから一週間、選挙について考えてみる

衆議院選挙から一週間経った。今回の選挙は、少し驚きの結果だった。インターネットで見る盛り上がりと、実際の有権者の投票行動が噛み合っていないという印象がある。つまり、投票率が思ったほど高くなかったのだ。 選挙前の日本の雰囲気がどうだったのかは…

読書遍歴あれこれ

今週のお題「読書の秋」 子供の頃から、本を読むのは好きだった。記憶にある初めて読んだ本は「グリム童話」。それは、年の離れた兄が小学校卒業の時に先生からもらった本だった。六歳だった私は、その本を見つけて読み始めた。わからない漢字は、想像を働か…

この10年

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」 十年一昔という。子供を見れば、歳月が歴然とする。10年前に生まれた子供は、今十歳だ。十歳だった子供が二十歳。大人の10年には比べられないほどの、これは大変化である。そんな…

ああ、デジタルの世の中よ

突然はてなブログにアクセスできなくなって、しばらく更新はおろか、見ることさえできなくなってしまった。私にとって、コンピューターはブラックボックスだ。いろいろ試してはみたけれど、自分の手には負えない。こういった時の頼みの綱は息子だが、彼も忙…

眠りの不思議

今週のお題「眠れないときにすること」 人生のおよそ3分の1近くは、眠りの中で過ごしている。考えてみると不思議なことだ。言ってみれば、多くの時間を無意識の世界で過ごしているわけだ。そして、この時間は本当に大切な時間である。眠っている間に、心と…

お茶と親戚のおじさんの思い出話

今週のお題「好きなお茶」 海外にいると、日本茶が懐かしくなる。昔は、日本へ帰るたびにお茶をまとめ買いしてきた。日本食品店などでは、日本茶を売ってはいるが、そんなにレパートリーは多くないし。やがていつ頃からか、こちらのスーパーなどでも「グリー…

「爆発」という言葉の考察

今週のお題「爆発」 あらまあ、穏やかならぬ、なかなか刺激的なテーマですこと。どう発展できるか、とりあえず挑戦してみることにした。 まずは、広辞苑から「爆発」の意味を引いてみる。 1)圧力の急激な発生または解放の結果、熱・光・音などと共に破壊作…

スロージョギング

今週のお題「好きなスポーツ」 こちらは、スイス時間21日の夜。このテーマであれこれ考えて、いざコンピュータに向かったら、テーマが新しくなっている。日本では日付が変わって22日に。たぶん、夜中に切り替わったのだろう。けれども、そのつもりでいた…

終戦の日に、島倉千代子さんの「からたち日記」を思う

76年目の8月15日を迎えた。終戦の時に20歳だった人が、今年はすでに96歳。太平洋戦争が始まったのは、1940年12月8日だが、昭和は1945年まで、日中戦争も含めて戦争の時代だった。昭和一桁生まれの人たちには、子供の頃からずっと戦争が…

占星心理学についてあれこれ

今週のお題「自由研究」 古今東西、占いと名のつくものはたくさんあって、常に一定の人気がある。人は自分の運命を知りたがる。「自由研究」のテーマで思い出したのが、昔少し勉強した占星心理学のこと。それを仕事にしたわけではないので、人生の途上で出会…

思い出のバニラアイスクリーム

今週のお題「好きなアイス」 好きなアイスは、いろいろある。バニラアイスベースで、胡桃入り、マカデミアンナッツ入り、メープルシロップ入りなど。モカのアイスクリームも美味しい。スイスの街角では、Gelateriaと呼ばれるアイス屋さんが、いろいろな種類…

二つの東京オリンピック

今、東京オリンピックが開催されている。1964年に続き、2回目の東京でのオリンピックになる。だが、東京オリンピックと言っても、この二つには天と地ほどの違いがあると感じる。 1964年のオリンピックは、戦後19年、敗戦の焼け野原から復興した日…

波に揺れる小舟のように

スマートフォンには色々なアプリが入っている。スイス連邦鉄道のアプリも入れているが、個人登録はしていなかった。けれども、先日、切符を買うのに往生したので、とうとう登録することにした。 よく利用する区間の回数券は持っているが、そうでない目的地に…

海外の寿司話

今週のお題「寿司」 こちらでも、和食がブームになって久しい。チューリッヒのような大きな街には、日本食レストランがかなりある。この、「かなり」というのは、昔に比べての私の感覚。パリやロンドン、デュッセルドルフと比べてはいけない。 1980年代…

君よ知るや東の国

今週のお題「住みたい場所」 日本にいた頃は、国内を旅する機会がほとんどなかった。こちらに住み始めてから、かえって日本を旅するようになった。なかなか帰れないと思うから、今回はあの土地の親戚、今度はあの町のお友達に会いに行こうという計画を立てる…

壮大なロマンを描いた漫画

今週のお題「一気読みした漫画」 小学生の頃は、毎晩のように「お絵描き」をしていた。少女漫画に描かれた長い巻き毛や、夢みる瞳に魅了されて、女の子の金髪の巻き毛のツヤの出し方や、潤んだ瞳の描き方などを何度も何度も練習したものだ。頭の中にストーリ…

平野啓一郎「本心」を読んで

平野啓一郎氏の最新作「本心」を読み終わった。氏の作品を読むのは、これが6冊目になる。最初に手に取ったのは、「マチネの終わりに」だった。そして、平野氏が23歳の時に芥川賞を取ったことを知って、その受賞作「日蝕」を読んでみた。「一月物語」も同…

心にぴったり詩歌のリズム

今週のお題「575」 日本には、俳句や短歌がある。俳句は5・7・5、短歌は5・7・5・7・7だ。昔の日本人は、この形式で情景や心情を表した。伝統は今も脈々と受け継がれて、俳句や短歌を作る人の数は多い。いろいろな同人誌も数多あるようだ。 亡き父は…

祖母と過ごした夏の思い出

今週のお題「そうめん」 そうめんというと、なぜか祖母の顔が浮かぶ。ある夏休みの昼ご飯の風景が蘇る。祖母はよくそうめんを茹でてくれた。時に酢ぞうめんにして食べたり、薬味を入れた出し汁につけて食べたり。畳の部屋に、祖母と幼い私が二人っきりで、丸…

歌くらべのプレイリスト

今週のお題「わたしのプレイリスト」 さて、もしリストを作るとしたら、ひとつは「歌くらべのプレイリスト」にしてみたい。同じ歌でも別の歌手が歌っていると、全く違う絵が見えてくることがある。それから、同年代で同じ時代の空気を吸いながらも、全く違う…

雨の日の過ごし方

今週のお題「雨の日の過ごし方」 今年の5月はやけに雨が降る。気温も上がらず肌寒い日が続いている。去年の5月とは大違いだ。去年はお天気が良かったような気がする。コロナの第一波の時だったから、それは助かった。お天気が悪いと気持ちも沈みがちになる…

英雄について考えてみる

今年はナポレオン・ボナパルトが没してから200年だという。1821年の5月5日に亡くなったということから、その頃テレビなどで盛んに取り上げられていた。ナポレオンと言えば、誰しも英雄という言葉を思い浮かべるだろう。彼は、フランス革命後のヨー…

2021私のオンライン元年

今週のお題「おうち時間2021」 2020年春。ソーシャルディスタンス、コロナ感染の世界的な広がりは人々の物理的な接触を絶った。ヨーロッパの国々はロックダウン、日用品以外の店もレストランも文化スポーツ施設も閉まり、人々は家にこもった。ここスイス…

言葉の魔術

母語以外の言葉を使って生活していると、自然に言葉というものについて思いを巡らすようになる。言葉というものは面白いものだ。どこからか思いが湧く。その思いが頭の中に留まっている限りは、まだ言葉にはなっていない。もちろん、自分自身と対話すること…

HSPの記事をきっかけに考えたことあれこれ

人の気質のひとつにHSPという定義があるのを知った。きっかけはこうだ。アマゾンは、よくお勧めの本の情報を送ってくる。その一冊がHSPのパートナーを持った人の本だった。それで、HSPとは何だろうと調べてみたのだ。まず、この言葉はHighly Sensitive Perso…

スイスのドイツ語事情

スイスには、四つの言語圏がある。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語が公用語になっている。割合的にはドイツ語がおよそ60パーセント、フランス語が30パーセント、イタリア語が10パーセント、そしてロマンシュ語が1パーセントほど。都…